大切な着物を繋ぐ「形見ボックス」の完成。手提げ袋の試行錯誤

制作記録

友人から譲り受けた、大切なお着物のリメイク。
いよいよ、この愛おしい小物たちの制作も締めくくりの回を迎えました。

これまで心を込めて仕立ててきた『懐紙入れ』『ファスナー小物入れ』『巾着』。
これらを一つの箱に丁寧に収め、特別な「形見ボックス」を作りました。

そして、このボックスを大切に持参して手渡すための、専用の手提げ袋を制作することに。

「あの人は、きっと柔らかい風合いの方が好きかな」 と友人の好みを思い浮かべながら、形を変えて楽しめる「巾着型の手提げ袋」をデザインしました。

ここから、私なりの細かな試行錯誤(Take 1・Take 2)の始まりです。

【Take 1】デザインは可愛いけれど……

「うん、可愛い!」

最初はそう思ったのですが、いざ紐を通して広げてみると、少し問題が発生しました。
選んだ紐そのものに重さがあり、紐を伸ばした時に両サイドがかなり「くたっ」と潰れてしまったのです。
全体のシルエットのバランスが、どうしても納得いきません。

【Take 2】紐の太さとパーツの再検証

そこで、紐をすっきりとした細いタイプに変更。
その代わり、寂しくならないよう端に飾りをあしらって全体の重さのバランスを調整しました。


紐を広げた時の、この「ほどよいくたっと感」。
これなら合格◎

バグを見つけて修正するように、ひとつずつ課題をクリアして、ようやくすべての準備が整いました。

さて、あとは箱に詰め込んで

最後に、タッセル付きの紐で箱をきゅっと結べば、準備万端です。

ドキドキしながら、手渡してきたいと思います^^

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